初めて一眼レフカメラを買う人にこそレンズは単焦点をオススメする理由

私の趣味にして、もはやこのブログでも貴重なネタ元となっているデジタル一眼レフカメラ(以下「デジイチ」)。
今日の話の主役はいつものD500(ボディ)…ではなく、レンズの方です。

現在私は4本のレンズを使って写真を撮っていますが、そのうちの3本は

※リンク先はそれぞれのタグページです。

と、どれもズームの効かない単焦点レンズだったりします(^^;

実はこれ、偶然ではなく必然です。
私にとって、レンズはもはや単焦点以外には考えられません。

そして、そんな単焦点大好きな私だからこそ言いたい。

「初めて一眼レフカメラを買うなら、レンズはキットレンズではなく単焦点を買いましょう!」

「初めてデジイチを買うならレンズキット」が通説だけど

デジタル一眼レフカメラがスマホカメラなどと違う一番の特徴は、カメラのボディとレンズが別れていて、写真を撮ろうと思ったらボディとレンズの両方を揃える必要があるという点です。

なので、カメラメーカーも初めてデジタル一眼レフカメラを買う人のために、ボディとレンズをセットにした商品、いわゆる「レンズキット」を発売しています。
我が愛機のメーカー・Nikonでも↓こんなキットがありますね。

焦点距離18mm〜55mmのズームレンズが付いたD3400のレンズキット。(実売価格約45,000円)

上記に加えて70mm〜300mmの望遠ズームレンズが付いた「ダブルズームキット」なんてのもあります。(実売価格約60,000円)

レンズが全く付かないボディ単体の実売価格が40,000円ほどなので、

  • プラス15,000円で18mm〜55mmをカバーするレンズが付いてきて
  • さらにプラス15,000円で70mm〜300mmをカバーするレンズまで付いてくる

というのはかなりお得に感じます。
ただ、もしあなたがデジイチを買って撮りたいものが風景や子供の写真である場合、
レンズキットではなく、「ボディ単体+単焦点レンズ」の組み合わせを買われることをオススメします。

以下、私がそう思う「単焦点レンズってこんなにいいんですよ」という点をつらつら書いてみます(^^)

理由その1:「デジイチっぽい」写真が簡単に撮れる!

まずは何と言ってもこれ。
単焦点はズームが効かない分レンズの構造に無理がなく、解放F値が明るいレンズが多いです。
そして、解放F値が明るいレンズの大きな利点は「ピントが合う部分が薄く、合わない部分は綺麗にボケてくれる」点。

そんな解放F値が明るい単焦点レンズなら、いかにもデジイチで撮った写真っぽい「ボケ味たっぷり」の写真が簡単に撮れてしまいます。

先月、幻のドローンツアー(謎)中に寄った名古屋のコメダで撮った写真。
コーヒーカップではなく、その手前にあるミルクにピントが合っている写真です。
Nikon D500+NIKKOR 35mm f/2D 焦点距離35mm ISO400 シャッター1/160 F2 

撮っててミスる(です、ハイ)ぐらいにうすーいピント、そしてそれ以外の部分の柔らかなボケ。
解放F値が2であるこのレンズだからこそこんな写真が撮れるんです。

↓これは一番初めに買ったデジイチ・Nikon D70で撮った写真です。(撮ったのは12年前という…。)
ボディを問わず、こんな写真が簡単に撮れちゃうのが単焦点レンズのいいところ。
Nikon D70+NIKKOR 50mm f/1.4D 焦点距離50mm ISO400 シャッター1/320 F2 

こちらも11年前に北海道の牧場で撮った写真。
ちょっとだけ絞っていますが、それでもF値は2.8。暗い場所でも余裕です。(てか、ボーンキングかわええ〜!!)
Nikon D70+NIKKOR 50mm f/1.4D 焦点距離50mm ISO200 シャッター1/320 F2.8 

ちなみに、↑すぐ上の2枚の写真で使っているレンズは今は持っていない「AI AF Nikkor 50mm f/1.4D」。

解放F値1.4という明るさに惹かれて買った初めての単焦点レンズ。
でも、焦点距離が50mm(フィルム換算で75mm)という長さを私が扱い切れず、結局すぐに手放してしまうことに…。

それでも、単焦点レンズの楽しさ&ボケが入った写真を撮ることの楽しさを教えてくれたこのレンズには今でも感謝の気持ちでいっぱいです(^^)

理由その2:画質ももちろんいい!

レンズの構造が複雑ではないということは、それだけ写りもいいということです。
どれぐらいいいのかは…上の3枚の写真だけでも十分ですよね?

上の3枚はどちらも解放に近いF値で撮っていますが、もちろん↓このように絞って撮ってもキリリとした写真が撮れます。
Nikon D500+NIKKOR 20mm f/1.8G 焦点距離20mm ISO200 シャッター1/160 F8 

単焦点レンズで撮り始めた当初は
「こんな綺麗な写真が撮れるん!?」
と、撮りながらウキウキしたのを覚えています(^^)

確かにお値段は若干上がりますが、単焦点レンズの方が

  • より明るいレンズで
  • よりキレイに

写真を撮ることができますよ。
あとはズームが効かない点をどう考えるかですが、それも次の点を考慮すればむしろメリットと思えます。

理由その3:構図を考えて撮るようになる=写真の上達も早い?

ここは「?」にしてます。(自分がそうとはなかなか言いづらいので(^^;)

当たり前の話ですが、単焦点レンズはズームが効かないので、撮りたいものを撮りたい画角で撮ろうと思えば自分が動かなければいけません。
また、自分が動いたところで撮れる画角には限界があります。
(前述の50mmレンズのように、焦点距離が長いレンズの場合は特に。)

でも、それだけに、目に見える景色をどう写真として切り取るかという意識はズームレンズを使っていた頃よりも強く持てた気がします。

あと、単焦点の場合は撮れる画角が1つしかないので、逆に「全部撮ろう」と欲張った気持ちは捨てることができました。

「このレンズで撮れるものだけを撮ろう。」
「なんとかこの景色をこのレンズで収めてやろう。」
そう思ったら、より写真を撮るのが楽しくなりました。(私の場合は、ですが。)

そんなこんなで、不便な単焦点レンズを使う方が逆に写真の腕が上がりやすいという点は確かにあるのかもなー、と感じています。

どうせ買うならより満足できるものを!

というわけで、「単焦点レンズはこんなにオススメなんですよ!」という点を3つ紹介してきました。

旅行での風景写真や子供の写真を撮ろうと思ったら、焦点距離は18mm〜50mmあたりが一番使う距離なので、レンズキットで付いてくるレンズはその点で考えたら間違いはないです。

ただ、キットレンズは解放F値が所詮3.5〜5.6程度。
5.6なんて、私であれば絞って撮りたいときに選ぶぐらいのF値です(笑

単焦点レンズにもたくさんの焦点距離や解放F値のものがあるので、どれを選ぶか慎重に考える必要は確かにあります。
(前述のとおり、私もそれで1回失敗していますし…。)
でも、こと「質」に関しては、安いレンズだからor古いレンズだからって大幅に質が落ちるかといえばそうでもありません。

もしあなたが「ボケ味の美しい、いかにもデジイチ!という写真」を求めてデジイチを買おうと思っているのであれば、最初は良くても、キットレンズではすぐに満足できなくなってしまうでしょう。

デジタル一眼レフカメラは決して安い買い物ではありません。
だからこそ、同じお金を払うのでもより満足できるものを手に入れて欲しいと思いますし、「単焦点レンズでのデジイチデビュー」はその最短距離にもなり得ます。

単焦点レンズ、オススメです(^^)

AUTHORこのブログを書いている人

京都市左京区下鴨で開業している税理士です。税理士試験受験予備校の元講師。相続税法が担当科目だったことから、税理士としても相続・贈与を得意分野としています。個人・法人の経理はクラウド会計に特化&Mac対応可(自身もMacユーザー)。【好きなコトモノ】写真・カメラ(Nikon D500) / Apple製品 / 競走馬の写真を撮る / DEEN / イチロー / 地元京都の四季の風景 / Ingress(RES) 【詳しいプロフィールはこちら】
相続税に強く、クラウド会計に特化した京都市左京区の税理士事務所です。
「専門用語をなるべく省いたわかりやすい説明」と「税理士が直接お客様に全てのサービスを提供すること」を大切にしています。