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京都府下五士業の合同研修会パネリストとして登壇しました

京都府下五士業の合同研修会パネリストとして登壇しました

昨日、研修会の講師として登壇してきました。

今回参加させて頂いたのは、
京都府下の弁護士、公認会計士、司法書士、不動産鑑定士、税理士を統括する各団体が主催して毎年この時期に開催している「五会合同研修会」。
「事業承継における各士業・団体との連携」がテーマで、ここに税理士代表のパネリストとして登壇させていただきました。

ちゃんと喋っているように一応見えますかね(^^;
研修会の様子

どんな内容の話を?

今回の研修は、
「事業承継における現状の課題や問題点を各士業の目線から紹介し、相互の連携を強めるきっかけにしよう」
というのが一番の目的で、私からは、税理士の目線として、

  • 会社の株式など、個人の財産を他人に承継させる場合に発生する税負担のイロハ
  • 株式の税金計算上の時価(相続税評価額)の算定方法の基礎知識
  • 事業承継対策として施行されている法律「中小企業経営承継円滑化法」の概要
  • 今後予定されている税制改正の動向

といったあたりのお話をギュギュっとコンパクトにまとめて(約15分)話させていただきました。

弁護士、会計士、司法書士、不動産鑑定士、そして税理士という、五つの士業の統括団体の合同研修会ということなので、聞きに来る人たちはもちろん全員が士業。

私自身パネリストは初めての経験で、参加人数も200名を超えていて(うち約半数が税理士(汗))、会場も豪華なホテルの宴会場でと、なかなかにプレッシャーのかかる状況での登壇でしたが、コーディネーターの先生や他のパネリストの先生方のお助けもあって、なんとか無事終えることができました。

↓開場前の会場の様子。ここが全て人で埋まりました。
研修会場の様子

また1つ良い経験を積ませていただき、関係の皆様方に感謝です(^^

講師として喋るテーマにはこだわりを持っています

今回のこの仕事はブログ経由…ではもちろん無くて、
地元の税理士の組合で研修委員のメンバーに入っていることが縁で回ってきました。

ただ、今回のテーマが事業承継でなければ多分私は辞退していたでしょう…。

知識や経験が無い分野のテーマでは登壇しない

というのも、私自身、
「セミナー講師として人前で喋るテーマは『自分が深く学んでいる・得意にしていること』に限る」
と決めているからです。

事業承継は私の税理士としての専門分野である相続・贈与の話ですし、
このテーマは過去に地元の税理士相手に研修講師として喋った経験もある。
これであれば、自分みたいな若輩者が人前で(他の士業の先生相手に)喋っても許されるのかな?、と考え、お受けさせていただくことにしました。

「実際に喋ることの10倍は勉強して臨め」

昔税理士受験の専門学校で講師をしていた時代。
先輩から教えられ、実際自分でも「そうだな」と心底実感し、今も実践し続けていることが1つあります。

それは、
「人前で喋ろうと思えば、実際に喋ることの10倍は勉強して臨め」
という心掛け
です。

本当はもっともっといろんなことを知っているけど、でも授業ではこれだけしか喋らない。
そんなスタンスで事前準備を重ねて講義に臨むからこそ、喋りに深みが出てわかりやすい講義になる。

逆に、そんなレベルに達しない状態では人前に立つべきでは無いと思っていましたし、その考えは今も変わっていません。

これからも、自分が深く学んでいる・得意としているテーマで、しっかりと事前準備をした上で、喋る仕事を続けていきます。
来月には和歌山で相続・贈与をテーマにお話をさせていただく予定で、こちらも楽しみです(^^


 京都の税理士・尾藤武英税理士事務所
代表税理士がすべての業務を直接担当。
元予備校講師の経験を活かしたわかりやすいアドバイスでお困りごとを解決します。
オンラインでもお受けしていますので、お住まいの地域問わずお気軽にどうぞ。