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新緑の京都岩倉・圓通寺。貴重な比叡山借景庭園を撮ってきた

京都洛北・圓通寺の庭園

今年も京都に新緑のシーズンがやってきました。
てか、既に猛暑が始まっている感も…。毎日暑い!!

ここのところ、イチローとか馬とかが続いていた「Nikon D500で撮る」シリーズ
今回は久々に地元・京都市左京区の風景をお送りします!

今回行ってきたのは、私の事務所から歩いて40分ほどの距離にある京都洛北・岩倉の圓通寺さんです。



比叡山を借景にとった枯山水庭園が見事!

圓通寺さんの最大のウリ(?)は比叡山を借景にとった↓こちらの庭園です。
Nikon D500+DX NIKKOR 10-20mm F4.5-5.6G, 20mm, ISO500, 1/1250, F8
京都洛北・圓通寺の庭園

こちらは江戸時代初期の1639年、後水尾(ごみの)天皇によって幡枝離宮として建てられたそう。
当時の枯山水庭園が今もそのまま保存されていて、国の名勝に指定されています。

Nikon D500+DX NIKKOR 10-20mm F4.5-5.6G, 20mm, ISO500, 1/1000, F8
京都洛北・圓通寺の庭園

ここから比叡山までは結構離れているんですが、間にジャマする建物が一切無いのは見事ですよね(^^

とはいえ、こちらが所在する岩倉南部地域は近年住宅地として人気上昇中のエリア。
今は条例によって保護されていますが、かつては開発でこの風景が壊されるかもしれない危機もあったそうです。

こちらは元来写真撮影は一切禁止のお寺だったそうですが、
そうした危機を経て、「この風景を形に残して欲しい」との住職さんの考えから、
今はこの庭園のみ撮影が許可されています。
Nikon D500+DX NIKKOR 10-20mm F4.5-5.6G, 10mm, ISO500, 1/250, F8
京都洛北・圓通寺の庭園

この記事の後半で紹介していますが、圓通寺さんは公共交通機関だけで行くにはかなり不便な場所にあります。
それだけに、人も少なめで、静かに落ち着いて参拝できるお寺です。
静まり返った空気の中、しばしリラックスした時間を過ごします。

Nikon D500+DX NIKKOR 10-20mm F4.5-5.6G, 10mm, ISO500, 1/1600, F8
京都洛北・圓通寺の庭園

広角レンズ特有の画角を楽しむ(^^
Nikon D500+DX NIKKOR 10-20mm F4.5-5.6G, 10mm, ISO500, 1/1250, F8
京都洛北・圓通寺の庭園

Nikon D500+DX NIKKOR 10-20mm F4.5-5.6G, 10mm, ISO500, 1/800, F8
京都洛北・圓通寺の庭園

Nikon D500+DX NIKKOR 10-20mm F4.5-5.6G, 10mm, ISO500, 1/1250, F8
京都洛北・圓通寺の庭園

アイラインからあえて外して撮ってみた写真。
カメラを畳の上に置いて撮りました。
Nikon D500+DX NIKKOR 10-20mm F4.5-5.6G, 10mm, ISO500, 1/1600, F8
京都洛北・圓通寺の庭園

紅葉の時期もキレイでしょうね〜。

圓通寺の場所とアクセス

圓通寺は左京区岩倉の幡枝という地区にあるお寺さんです。

【圓通寺】
住所:〒606-0015 京都府京都市左京区岩倉幡枝町389
拝観時間:4月〜11月は10:00~16:30(受付は〜16:00)、12月〜3月は10:00〜16:00(受付は〜15:30)
拝観料:500円

公共交通機関の最寄りは京都バス「自動車教習所前」バス停ですが、
ここに来るバスの本数は極めて少ない(多くて1時間に1本)のでこのバス停の利用は現実的ではありません。

公共交通機関を使う場合、

  1. 市営地下鉄「国際会館」駅から京都バスに乗車して「幡枝」バス停で下車、徒歩約15分
  2. 市営地下鉄「国際会館」駅から徒歩約30分
  3. 市営地下鉄「北山」駅から徒歩約30分

これらの方法がありますが、3つ目の北山駅からの徒歩は↓こーんな強烈な坂道を登ることになるので注意が必要です。
北山駅から円通寺に向かう坂道

これを撮るためにわざわざ歩いて向かったアホは私です(^^;

お寺の敷地内にそこそこ大きな駐車場(↓この写真の門の右奥)があるので、車かタクシーで向かうのが無難でしょうね。
圓通寺の門

 
このように、駐車場こそ完備されているものの基本は不便な場所にあるし、
中も「庭園以外撮影禁止」の張り紙が多すぎて、正直言ってあまり参拝を歓迎していないのかな?という雰囲気は感じます(^^;

ただ、だからこそ来る人も少なく、「隠れ家」的な雰囲気がキープできているのかな、と。

「京都独特の風景を静かに楽しみたい」という方にオススメです!

この記事の撮影機材

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尾藤 武英
京都市左京区下鴨を拠点に活動する税理士です。
出身も左京区で、2年ほど大阪に住んでいた時期を除くとずーっと京都在住。
好きなコトやモノへのこだわりが強く、そんなこだわりを写真というフィルターを通じて表現するのを楽しんでいます。
【好きなコトモノ】カメラ・写真 / Apple製品 / 競馬(厩舎応援&一口馬主) / DEEN / イチロー
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