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自分や自分の推しがネットで叩かれることへの対処法

ネットで叩かれたときの対処法

インターネットの世界で生きていると、
自分自身や自分の推し(=好きな人やモノなど応援の対象)がネット上で叩かれているのを目にすることがあります。
そんなときはどのように対処すればいいんでしょうか?

この記事では、私がこれまで重ねてきた「叩かれ経験(?)」を交えつつ、
そんな経験から自分なりに得た対処法をいろいろ紹介してみます。

びとう
ただ1つ言えるのは、自分や推しが叩かれていても決して辛いとは思わないことです。
そう思えるような自分なりの「心の保ち方」を挙げてみました。



私的「ネットで叩かれたときの4つの対処法(心の保ち方)」

私がインターネットの世界に住み始めたのは1990年代の後半のこと。
そこからはや20年以上が経ちます。

この間、

  • 応援している厩舎(松国厩舎)や馬の応援ホームページを運営したり
    (90年代後半から2000年代前半)
  • ネット上で評判に晒される仕事(税理士試験予備校の講師)をしたり
    (2007年から2012年まで)

してきました。
そして今も、税理士として独立し、このブログとホームページの2つのメディアを運営しています。

これだけ長くネットの世界で生きていると、

  • 自分自身がネット上で叩かれたり
  • 自分の推し(好きな人やモノなど)がネット上で叩かれたり

といった状況にも当然遭遇してきました。
慣れないうちはそれに対してとっっても傷付き、日常生活に悪影響が出たことも…。

びとう

てか、私のような無名の人間の場合、
私自身よりも自分の推しが叩かれている、という方が圧倒的に多かったんですが(^^;
(この辺はこの記事の中でおいおい)

 
ただ、そんな「叩かれ経験」を繰り返してきたおかげで、
今はどこかで自分や自分の応援対象が叩かれていたとしても全然気にせず生活できるスキルが身に着いています。

では、そのスキル=ネットで叩かれたときの対処法(心の保ち方)とはいったい??
私が考えるのは以下の4つです!

「ついに自分も叩かれるまでになれたか」と喜ぶ

1つ目は私自身がネット上で批判されたときに思ったことです。

前述のとおり、私はかつて税理士試験の大手受験予備校で講師をしていました。

受験生の命運を握っているとも言える予備校講師はネットで評判に晒される仕事の代表格でしょう。
その学校で受講している人にとって、
「どの講師の授業を受ければ合格できるか」
は大きな関心事。
なので、某巨大掲示板には講師評スレッドが学校単位(梅田校、京都校etc.)で立っていて、そこでは活発なやりとりがされていました。
(そして結構な数の講師がそれをマメにチェックしていた(^^;)

某巨大掲示板で叩かれたけど…

そんな講師評スレッドに、ある日私を批判する書き込みがされたんです。
しかも内容が「あいつは喋りが下手なくせに女の受講生相手にデレデレしている」という事実無根の不当なもの(笑

それをたまたま目にした私が思ったのは…

びとう

いやー、ついに自分も●chで批判されるぐらいの講師になれたか!

でした。

いやね、だって箸にも棒にもかからない講師はそもそも話題にも登りませんからね。
ましてや、私が担当していた相続税法は必修科目ではなかったのもあって、
受講者数は少なく年齢層も高めで、●chに書き込みするような人がただでさえ少ない地味な科目。
よっぽどクラスの受講生数が多かったり露出が増えてなければそんなところで話題になんかなりませんから。

それがやっと話題になれるところまで来た…!!
そんな嬉しさが勝って、叩かれて凹んだりムカついたり…なんて気持ちには一切なれなかったです。

このように、
「叩かれるのはそれだけ自分の存在が認められているからだ」と思える
というのは大きな対処法の1つだと思います。

びとう

もちろん、そう思えたのはその批判が完全な的外れで、しかも「批判されるようなことはしていない」という自分が提供する授業への確たる自信があったのも大きかったんですが。
(デレデレなんて絶対してなかったし!(笑))
この辺は3つ目の対処法につながる考え方かもしれません。

気にしない・無視する・近づかない

2つ目は私の推しが散々批判されてきた過程で自然と身に付いてしまったスキルです。
↑見出しにもあるとおり、批判は気にしない・無視する・そんな話が踊ってそうな場所に近づかないです。

辛く悲しいことも多かった松国厩舎の応援を経て…

私は2001年以降、競馬の松田国英調教師(以下「松国先生」)と先生が管理する厩舎(以下「松国厩舎」)を応援し続けています。
2000年代前半には松国厩舎の私設応援サイトを運営していたこともありました。
この間、厩舎から活躍馬がたくさん出ていた時期と重なっていたこともあり、喜怒哀楽もたくさん経験しています。

そんな喜怒哀楽の中でも強く印象に残っているのは「哀」の部分です。
というのも、当時の松国厩舎は大レースでの活躍馬を多く輩出する一方、
それらの馬がみんな故障(しかもみんな屈腱炎という同じ病)で競走生活半ばで引退してしまう、という状態を繰り返していたからです。

特に、

  • 2002年のタニノギムレット(その年のダービー馬)
  • 2004年のキングカメハメハ(その年のダービー馬)
  • 2009年のダイワスカーレット(2008年有馬記念優勝など)

彼らの故障引退のときには大きな批判が巻き起こりました。
ネットを中心に、耐えられないほど大きな「松国叩き」が横行する日々。

びとう

いくら他人とはいえ、ファンとして思い入れを持って応援している人が批判に晒されるのは、まるで自分が批判されているかのようでとても辛いものです…。

 
こうした場面に何度も遭遇したことで自然と身に付いてしまったのが、批判は気にしない・無視する。
そして、そんな話が踊ってそうな場所にそもそも近づかないというスキルです。

そりゃあ、自分の力でそういう批判を全部駆逐できるんだったらそうしますよ。
でもそれは絶対に無理なこと。
直接話をして理解してもらわない限り、叩いている相手を止めることは不可能なんです。
であれば、自分ができることは無視しかないですよね?

びとう

ただ、この境地に達するまでには相当な修行(?)を重ねました。
どうしても批判への怒りを収めることができず、ストレスを抱え…。
応援サイトをやっていた頃は叩いているサイトの管理人に直接抗議したこともありました(^^;
サイトを更新するのに疲れて更新を休止したことも多々…。

ま、今となってはそれらもいい思い出ではあるのですが。

相手の無知や浅はかさを笑う

3つ目のスキルは、叩いている相手の無知や浅はかさを笑いのネタにすることです。

叩かれているときにこう思うことはないですか?

怒ってる人

コイツら、ホントのこと何も知らんくせに適当に叩きやがって!(怒

これをいかに

バカにしてる人

コイツら、何も知らんくせにテキトーなこと言って批判してるよ。ク●やな(笑

と思えるかどうか、ということですね(^^;

もちろんこれも、こんな境地に達するにはかなりの修行が必要でした。(私の場合は)
上の松国厩舎の例で言うと、
ファンとしては、厩舎が普段どれだけ馬のケアに時間を割いたり馬が故障しないように工夫しているかを知っているわけです。
だけど、叩く側はそんなことは知らず、ただ「また故障した」という面だけを見て批判する。

そこに対して、「怒りではなく嘲笑の気持ちを持て」というのはかなり難しい作業なわけで…。

イチローの「球遅い」発言が猛烈に叩かれる謎な流れ…

それでも、こうして得たスキルは今でも役に立っています。
最近で言うと、今年の春。
来日したイチロー(これまたどっぷり応援している人です)が巨人とのオープン戦後に放った「日本のピッチャーは球が遅い」とされる発言においてです。

↓こうした記事の見出しだけを見た一部の人間がネット上で「イチローが日本の投手をバカにしている」「打てないくせに偉そうに」「完全に空回りしてて草」などと猛批判を展開したわけですが…、

ただ、記事をよく読むと、彼のこの発言の真意は
「球の速さがメジャーの投手と全然違って面食らったけど、彼は丁寧に投げていたね」
と対戦相手のピッチャーをむしろ褒めている
ことがわかります。

見出しだけを見て叩いている人は自ら無知や浅はかさをアピールしているようなものですから、しっかりと笑ってあげましょう(^^

貴重な意見を貰えたと感謝する(批判が図星だった場合限定)

もちろん、叩かれている原因が自分にある場合その指摘が図星な場合もあります。
(自分がやらかしたことについて叩かれている場合とか)
そんなときは、貴重な意見を貰えたと感謝することも1つの方法でしょう。

特に、私のような個人事業主や企業の重職に就いている人の場合、
厳しい意見を言ってくれる人はだんだん少なくなっていくので、厳しい意見はある意味貴重です。

どんな内容の批判であれ、
「自分に思い当たるフシはないか?」というフィルターに一旦通してみることは大事ですね。

この点、ネットの批判に限らず、
個人事業主としては常に意識しておかなきゃいけない視点かな、と思っています。

とはいえ。
これも、その批判に全く心当たりがなかったり、それが執拗に繰り返されるようなら無視でOKです。
必要以上に受け止めすぎず、思い当たる部分があるのならシレッと直して、今後に活かしていきましょう。

びとう

1つ目のスキルの講師話に戻ると、もし私が本当に女性とデレデレしていたのであれば、それは素直に直すべきでしょう。
ただ、そんな心当たりが一切無いのであればそれは無視でOK、ってことですね。
(だって本当にしてないんですもん。むしろそう見られないように日頃からどんだけ気を遣ってたか(笑))

ネットで叩かれても辛いと思う必要はない!

以上、この記事では私がこれまで重ねてきた過去の「叩かれ経験」を交えつつ、
自分なりに得たネットで叩かれたときの対処法(心の保ち方)をいろいろと紹介してみました。
(自分語りが長くて、思った以上に長文になってしまいすいませんm(_ _)m)

最後にまとめとして、この記事で紹介した4つの対処法を再度リストアップしてみます。

世の中には2種類の批判が存在します。
それは

  • 「悪い部分を直して欲しい」との気持ちから書く批判
  • あることないこと、単に自分の気持ちを晴らすために書く批判

この2つです。
そして、前者は実名で行われることが多いのに対し、後者はたいていが匿名です。
(だからこそこーゆー批判が書けるとも言える)

もしそんな理不尽な批判に出くわしちゃったとしても、上にあるとおり、
目を付けてくれたことに喜び、無視して、無知を笑い、心当たりのある部分だけシレッと取り入れればいいんじゃないかな、と。
たとえ自分や推しが叩かれていても、辛いと思う必要は絶対にありません。

理不尽な批判に心を痛めている方の参考に少しでもなれば幸いです!


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尾藤 武英
京都市左京区下鴨を拠点に活動する税理士です。
出身も左京区で、2年ほど大阪に住んでいた時期を除くとずーっと京都在住。
好きなコトやモノへのこだわりが強く、そんなこだわりを写真というフィルターを通じて表現するのを楽しんでいます。
【好きなコトモノ】カメラ・写真 / Apple製品 / 競馬(厩舎応援&一口馬主) / DEEN / イチロー
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