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NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3を手放しました【理由は単焦点愛】

今年8月のミラーレス機(Nikon Z 6II)導入と同時に「初めてのZレンズ」として購入したNIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3

あれからまだ3ヶ月、これからの活躍が期待されるところでしたが…。
なんとこの度手放すことにしました。
というか、もう手放しました。(既に売却済み)

過去には「携帯性とシャープな写りがいいよね」と評価もしていたのに。
NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3は携帯性と堅実な写りが魅力【作例あり】

なぜ手放すことにしたのか。
それは、このレンズを使ったことで「やっぱり自分は単焦点が好きだ!」と改めて実感したからです。



Z 24-50mm f/4-6.3を手放した理由は単焦点レンズ2本の存在

「『やっぱり自分は単焦点が好きだ!』と改めて実感した」について掘り下げてみると。

元々自分は「初めて一眼レフカメラを買う人にこそ単焦点レンズをオススメする理由」という記事を過去に書いたほどの単焦点好きで、
このレンズ売却前時点で↓以下のように、使用レンズ4本のうち3本が単焦点レンズでした。
(リンク先はそれぞれのタブページです)

このうちNIKKOR Z 40mm f/2は先月買ったばかりです。
これを買うに至った理由は以下の記事に書いているんですが…。
NIKKOR Z 40mm f/2を値上げの一報に負けて買いました【作例&レビュー】

ひとことで言うと、NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3のテレ端の写りに不満を感じたからです。
NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3はテレ端の解放F値が6.3で、
この写りが単焦点レンズの味(AI AF Nikkor 35mm f/2D)を知っている自分にはなんとも不満で。

この写真を何度も出して(笑)写ってる鹿さんには申し訳ないですが、
これぐらいの焦点距離ならもっと背景がボケて欲しいんですよね…。

NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3の望遠端の写り
Nikon Z 6II+NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3, 50mm) ISO180, 1/50, F6.3
びとう
ちなみに、写真が全体的に白く霞んで見えるのは↓ブラックミストフィルターを付けて撮ってたからなのでその点はご安心を。

テレ端のライバル:NIKKOR Z 40mm f/2が思った以上に良かった

そういう理由で手に入れたNIKKOR Z 40mm f/2でしたが、実際に使ってみると、
「そうそう、こういうのこういうの!」
と、期待どおりの写りを見せてくれます。

赤山禅院の紅葉
Nikon Z 6II+NIKKOR Z 40mm f/2, ISO100, 1/200, F2

↑これなんかすごく雑に撮った(ピントとか完全にカメラ任せ)んですが、
それでもねぇー、撮っててメチャクチャ楽しいんですよ。
さすが明るいレンズだな、単焦点レンズだな、と思わせてくれる。

このレンズの存在によって、自分の中で、
「焦点距離50mm前後を撮るならNIKKOR Z 40mm f/2で」
となりました。

ワイド端のライバル:AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDには勝てる要素なし

一方、ワイド端は?というと、こちらにも超強力なライバルがいます。
焦点距離20mmと30mm(DXフォーマット使用時)をカバーするAF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDです。

解放F値1.8を活かした豊かなボケ味も

Nikon Z 6IIで撮る夏の京都府立植物園
Nikon Z 6II+NIKKOR 20mm f/1.8G, ISO100, 1/3200, F1.8

絞ったときの鋭い切れ味も自由自在。

圓光寺の紅葉
Nikon Z 6II+NIKKOR 20mm f/1.8G, ISO14400, 1/20, F8

この写りを知ってしまうと、
「多少重くてかさばってもこっちを持っていきますか(^^」
となるんですよね(^^;

びとう
しかも、ワイド端の焦点距離でも24mmvs20mmで負けちゃってますからね…。
NIKKOR 20mm f/1.8Gの方がより広く撮れる、しかも写りもいい、では勝てる要素がないわけで。

つまり、

  • テレ端ならNIKKOR Z 40mm f/2がある
  • ワイド端ならAF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDがある

ということで、たとえレンズが2本になってもそれらの方を使いたいという気持ちを変えることができなかったです。



NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6Gの替わりにもなり得ないと感じた

また、このレンズにはD500時代に愛用していたAF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VRの替わりになって欲しいという期待があったんですが、
ワイド端の焦点距離が24mmのレンズに15mmレンズの替わりを期待するのは無理があるなと感じたのでその点も却下となり(^^;

AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VRはDXフォーマット限定ですが、
ワイド端の焦点距離は15mmという超広角だし、しかも軽くて写りもしっかり。
旅行のお供には最強のレンズ(記事にしてます)で、最近密かに「このレンズをもう1回買ってもいいかも??」と思い始めてます。

NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3を手放したけど後悔はしていません

そんなこんなで手放してしまったNIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3。
せっかく手に入れたレンズをたった3ヶ月で手放したわけですが、後悔はしていません。

「このレンズはこんな感じなんだ」
ということが知れただけでも収穫ですし、どうせ使わないなら早く売った方が高く売れるし。
「損切りは早く」は事業や投資の鉄則ですから。

あと、私が大好きなイチローも過去に「遠回りすることが一番の近道だ」と言ってるし。
(って、なんか失敗したときに便利な言葉ですよね、これって(笑))

今回の売却+Fマウント10-20mmの再購入を経て、私のレンズラインナップは以下の4つとなりました。

次買うならどれになるんだろう?
Nikonが出しているZレンズのロードマップを見ながらいろいろ考えるのも楽しいですよね。

今回は「ボケ味が好きな単焦点オタク」である私の好みにたまたま合わなかっただけで、
NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3自体は良いレンズでした。
このブログにも写真を残してくれましたし。
3年ぶり全面点火の2022年五山送り火(大文字)を撮ってきた
京都タワーがピンク色にライトアップ!【ピンクリボン京都2022の写真】

感謝して次に進みたいと思いますm(_ _)m


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尾藤 武英
京都市左京区下鴨を拠点に活動する税理士です。
出身も左京区で、2年ほど大阪に住んでいた時期を除くとずーっと京都在住。
好きなコトやモノへのこだわりが強く、そんなこだわりを写真というフィルターを通じて表現するのを楽しんでいます。
【好きなコトモノ】カメラ・写真 / Apple製品 / 競馬(厩舎応援&一口馬主) / DEEN / イチロー
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