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Nikon D500は競馬撮影に最適な一眼レフカメラ【AF&連写性能がイイ】

スマートオーディン@京都新聞杯

Nikon D500の超私的レビューの第2弾です。

第1弾では「Nikon D500の高感度性能のおかげで夜間撮影にハマりそう」という記事で、D500の高感度性能を検証しました。

今日のテーマは、もう1つの大きなウリである、オートフォーカス(AF)性能と連写性能です。
これらを試すために、先週末はD500を連れてJRA京都競馬場に行ってきました。

高いオートフォーカス&連写性能を持つNikon D500は競馬撮影にもってこいです(^^

D500落下破壊(泣)に伴い、現在はミラーレス機のNikon Z 6IIに乗り換えました。
遜色ない性能で、競馬用カメラとしてもD500のあとを継いでくれそうです。
Nikon Z 6IIで初めての競馬撮影!応援馬激走で写真も結果も◎



デジイチを買ったきっかけは競馬でした

私は競馬が好きでよく競馬場に行っています。
松田国英調教師に魅せられて【私が競馬にハマっている理由】」という記事で紹介しているように、
馬を管理する厩舎(松国厩舎と高野厩舎)を応援していて、
所属馬の写真を撮るために、関西中心に足繁く競馬場にも通っています。

2008年以降D300で撮ってきました

そもそも、私がデジタル一眼レフカメラ(デジイチ)を買おうと思ったきっかけは
もっと綺麗に馬の写真が撮りたくなったからです。

競馬場で知り合った友達がデジイチで応援馬をとても綺麗に撮っているのを見て、

びとう
自分もこんなキレイな写真が撮りたい!
デジイチにすればこんなのが手軽に撮れるんでしょ?(←勘違い笑)
と思ったんです。

初めてデジイチを買ったのは2004年の秋で、機種はNikon D70。
かつて使っていたカメラの写真をご紹介!【Nikon D70編】
その後2008年にD300に移行し、以後約8年間、このカメラを通じていろんな馬を撮り続けてきました。
かつて使っていたカメラの写真をご紹介!【Nikon D300編】

D500でこれまでの感覚がどう壊されるか?

競馬場にいる馬は野鳥みたいに動きが読めない、なんてことはあまりないですが、
それでも、歩いたり走ったり、ときには首を上下左右に振ったりなんて動きは常にあるので、
AFの性能が高いほどいいのは言うまでもありません。
あと、レースの写真を撮ろうと思ったら、AF性能に加えて連写性能も高くなければいい写真を撮るのは厳しいです。

「これらについてはプロ機並みのスペック」という触れ込みのD500は、そんな自分にとってまさにうってつけの機種なんですよね。

正直、D300の時代は
「どうせ中途半端なのしか撮れないし…」
と思っていたのでレースの写真はほとんど撮ったことがありませんでした。
(ひたすらパドックの写真ばかり撮っていました)

8年間で自分の中に染み付いたそんな感覚がD500によってどう壊されるのか。
楽しみにしながら競馬場に向かいました!

D500で初競馬撮影!【作例いろいろ】

競馬場に着いてさっそくD500で写真を撮ってみました。
(以下、レンズは全てAI AF-S NIKKOR 300mm f/4D IF-EDを使用して撮っています。)

パドックにて(この時点で早くも興奮)

まずはパドックでパチリ。
Nikon D500+NIKKOR 300mm f/4D, ISO200, 1/800, F4 
パドックその1

Nikon D500+NIKKOR 300mm f/4D, ISO400, 1/800, F4 
パドックその2

(まだパドックなのに)使ってみたらやっぱりすぐにわかりますね、8年間体に染み付いた感覚との違いが!

ファインダーから見える景色の違い、軽快過ぎるシャッター音、そして、カメラのモニターを見ただけでわかる撮れた写真の写りの違い…。

パドックでは馬が歩くので、動き続けている被写体を捉えることになりますが、オートフォーカスの精度もピントの追随もほぼ完璧です。

最初のものの数分でいいモノを買って良かったと満足してしまいました(^^

レース写真でさらに感動

でも、パドックはあくまでも前座(?)に過ぎませんでした。
一番違いを実感したのはレース写真を撮った時です。

Nikon D500+NIKKOR 300mm f/4D, ISO400, 1/800, F4 
D500レース写真その1

Nikon D500+NIKKOR 300mm f/4D, ISO400, 1/800, F4 
D500レース写真その2

身構える訳でもなく、それとなーく構えて撮ってみただけでこのクオリティ!
シャッターボタンを押し続ける限り切られ続けるシャッターと、合わせたピントを捕捉し続けるオートフォーカス。

「シャッターとオートフォーカスはきっちりしてやるから、お前はちゃんと被写体を捕らえ続けろよ」
とカメラから言われているような気がしました(^^;

↓こんな連続写真もいとも簡単に撮れてしまいます。
Nikon D500+NIKKOR 300mm f/4D, ISO320, 1/1250, F4 
D500レース写真その3

Nikon D500+NIKKOR 300mm f/4D, ISO320, 1/1000, F4 
D500レース写真その4

Nikon D500+NIKKOR 300mm f/4D, ISO320, 1/1250, F4 
D500レース写真その5

Nikon D500+NIKKOR 300mm f/4D, ISO320, 1/1250, F4 
D500レース写真その6

Nikon D500+NIKKOR 300mm f/4D, ISO320, 1/800, F4 
D500レース写真その7

Nikon D500+NIKKOR 300mm f/4D, ISO320, 1/800, F4 
D500レース写真その8

20連写ぐらいした中での6枚です。
最初は奥の馬にピントが合っていましたが、手前の馬が追い抜いた瞬間にピントも手前の馬に合わせてくれました。

上の写真はAF-Cモード+「レリーズ/フォーカス」設定で撮っています。
AFエリアモードはダイナミックAF・153点で。(3D-トラッキングは使用せず)
AFロックオンの設定は初期設定のままで変えていません。

ちなみに、これでもまだシャッターの連写モードは「CL」で、MAXのスピードではありません。
「CH」にしたらさらに連写速度は上がるので、より細かな連続写真が撮れることになりますね。

Nikon D500+NIKKOR 300mm f/4D, ISO200, 1/640, F4 
D500レース写真その9

薄暗い中で撮った連続写真のうちの1枚ですが、しっかりとピントを合わせ続けてくれています。

応援馬も見事優勝!

メインレースの京都新聞杯も応援馬のスマートオーディンが見事優勝!
次走である競馬の祭典・日本ダービーに弾みのつく1勝になりました。

Nikon D500+NIKKOR 300mm f/4D, ISO200, 1/2000, F4 
D500で撮ったオーディンその1

Nikon D500+NIKKOR 300mm f/4D, ISO200, 1/2000, F4 
D500で撮ったオーディンその2

Nikon D500+NIKKOR 300mm f/4D, ISO200, 1/2500, F4 
D500で撮ったオーディンその3

Nikon D500+NIKKOR 300mm f/4D, ISO200, 1/1250, F4 
D500で撮ったオーディン表彰式

ニューカメラが間に合って良かった(^^



D500は競馬撮影用のカメラにおすすめ!

この日は結局500枚以上撮りました。
こんなに撮ったのはしばらく記憶にないですね(^^;
それだけ撮ってて楽しかったですし、正直ここまで機能が進んでいるとは本当にビックリでした。

冒頭にも書きましたが、
高いオートフォーカス&連写性能を持つNikon D500は競馬撮影にはもってこいです!

この記事を書いている時点で実売23万円の値段は気軽に手を出せるものではありません。
ただ、実際に使ってみると、それだけの価値は十分にあると思わせてくれます。

びとう
この記事があなたのカメラライフをもっともっと楽しくするきっかけになってくれれば嬉しいです(^^
(そして自分自身のカメラライフももっと充実させていくぞ!)

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尾藤 武英
京都市左京区下鴨を拠点に活動する税理士です。
出身も左京区で、2年ほど大阪に住んでいた時期を除くとずーっと京都在住。
好きなコトやモノへのこだわりが強く、そんなこだわりを写真というフィルターを通じて表現するのを楽しんでいます。
【好きなコトモノ】カメラ・写真 / Apple製品 / 競馬(厩舎応援&一口馬主) / DEEN / イチロー
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