この記事では、私の現在&過去の一口出資馬を紹介します。
2016年にシルク・ホースクラブに入会し、同年の募集から出資を開始。
出資馬選定の基準は
- 入厩予定厩舎:応援している高野友和厩舎の入厩馬など
- 血統:好きだった馬の産駒
-
性別:牡馬優先(引退時期の縛りがないので)
といったあたりですが、基本は❶入厩予定厩舎を重視しています。
すべての馬の一覧は↓以下のとおりです。
この記事の目次
重賞勝ち馬はおろかまだオープン馬すら持てていませんが、
いつか自分の出資馬にもG1を勝って欲しい(それが高野厩舎所属馬ならなお最高)と期待しています(^^
【一口馬主考】うまくいかないときに出資者としてどうあるべきか
カラレーション(カラフルブラッサムの18)

- 2018年産 牝馬 黒鹿毛
- 父キングカメハメハ、母カラフルブラッサム(母父ハーツクライ)
- 栗東・松下武士厩舎所属
-
通算成績:18戦2勝[2,2,1,13](地方含む・2023/4/22現在)
私には珍しい、高野厩舎所属馬でない牝馬の出資馬です。
一次募集でブレーヴジャッカル(募集当時高野厩舎入厩予定)に申し込んだものの
抽選に外れてしまったことが縁で彼女に出資できました。
未勝利をなかなか勝ち上がれずにいましたが、ラストチャンスの地方交流戦で見事勝利!
その後1勝クラスも勝ち上がり、現在は2勝クラスで活躍中です。
420kg前後と小さい体ですが、それに負けじと精一杯走る姿がチャームポイント。
現役期間満了までどうか元気に走り続けて欲しいです。
リンドラゴ(ワイオラの19)

- 2019年産 牡馬 黒鹿毛
- 父ミッキーアイル、母ワイオラ(母父Sadler’s Wells)
- 栗東・高野友和厩舎所属
-
通算成績:11戦2勝[2,2,0,7](2023/6/3現在)
地味目ながらも厩舎に縁のある血統+牡馬ということで、
ローマンネイチャー(後述)とともに出資を決めた馬です。
デビュー前にDDSPの症状が見られるなど気になる点を抱えながらも無事勝ち上がり、その後1勝クラスも突破!
1勝クラスを勝ったとき(記事にしてます)はレース後に嘶いたり、4歳11戦目にしてパドックで馬っ気を出したりと、心身ともにまだまだ成長途上な彼。
どこまで登っていってくれるか、楽しみです。
大敗続きで厩舎から出されないように頑張れ!(笑
ローマンネイチャー(キューティゴールドの19)
- 2019年産 牡馬 鹿毛
- 父ディープインパクト、母キューティゴールド(母父フレンチデピュティ)
- 栗東・高野友和厩舎所属
-
通算成績:1戦0勝[0,0,0,1](2022/10/12現在)
ブルヴェルソンに続き、キューティゴールドっ仔2度目のチャレンジ。
ディープインパクト産駒、募集総額1億円超の馬への出資はどちらもこれが初めてでした。
それだけに大いに期待していましたが、
2歳6月のデビュー戦でアクシデントに見舞われ(詳しくはリンク先にて)、
その後屈腱炎を発症し、現在も休養中です。
デビュー戦の内容(大きく出遅れながらも後のG1馬キラーアビリティに先着)からも
能力は間違いなくあると思うので、なんとか復帰して欲しいし、その日が来るのが待ち遠しいです。
デビュー戦は見に行けなかったので、そのときは現地で写真撮りたいなー。
アイリーン(キューティゴールドの20)

- 2020年産 牝馬 黒鹿毛
- 父ブラックタイド、母キューティゴールド(母父フレンチデピュティ)
- 栗東・安田翔伍厩舎所属
-
通算成績:3戦0勝[0,0,0,3](2023/5/14現在)
2022年春に行われた追加募集で仲間入りした馬です。
これまたおなじみキューティゴールドっ仔(これで3頭目)。
ただ、兄のブルヴェルソン、ローマンネイチャーと違い、こちらは牝馬で安田翔伍厩舎所属です。
「ちょっと割高感あるけど、なじみの血統やしとりあえずいっとくかー」
ってな感じで申し込んだらそのまま当たってしまいました(^^;
この馬で気になるのは父がブラックタイドというところですよね。
基本重たい種馬なので、父に軽さを求める傾向のあるキューティゴールドと果たして合うのか??という疑問は大いに持ってます…。
もし走っても多分ダートなのかな。
とはいえ。
既に入厩するところまでは来ているので、このまま無事に行ってもらいたいですし、
厩舎が変わることで新味にも期待したいです(って、お前がそれを言うな(笑))
2023年1月29日、芝2000m戦でデビューして結果は5着でした。
勝てなかったけど見どころのあるレースぶりで、意外と芝でも走ってくれそうかも??
ウォーターハウス(ショウナンパンドラの20)

- 2020年産 牡馬 黒鹿毛
- 父ロードカナロア、母ショウナンパンドラ(母父ディープインパクト)
- 栗東・高野友和厩舎所属
-
通算成績:5戦1勝[1,2,0,2](2023/6/3現在)
高野厩舎の活躍馬・ショウナンパンドラの仔にして待望の牡馬。
ただ、だからといって(?)募集総額1億円という超高額設定は正直謎で…。
(ま、そのおかげでこっちは無抽選で出資できたんですが)
それだけ走る可能性が高い、って単純に捉えてもいいのかなぁ??
写真や映像で見る限り、馬体がすっきりしていて大きすぎない点はGood。
中距離で、というよりは短距離向きな感じもするんですが、どうなんでしょうね?
デビュー戦、2戦目と芝のレースで大敗続きでしたが、その後ダートに矛先を変え、
2023年6月3日、デビュー5戦目で待望の初勝利!
とにかくホッとしました!
インファイター(インヘリットデールの21)
- 2021年産 牡馬 鹿毛
- 父エピファネイア、母インヘリットデール(母父ルーラーシップ)
- 栗東・高野友和厩舎予定
-
通算成績:0戦0勝(デビュー前)
2022年一次募集で仲間入りした馬の1頭目です。
今年はこの馬に一番出資したかったので、念願叶って本当に嬉しいです!
(1/3の抽選確率をよくぞ突破したなぁ、と)
この仔は何と言っても血統が魅力です。
お母さんのインヘリットデールは元高野厩舎の所属馬。
そして、その母フサイチエアデールは大好きだった松国厩舎を代表する活躍馬でもあります。
エアデの血をひく馬が高野厩舎に入る。しかも牡馬。
これに期待しない松国&高野ファンがどこにおんねん!?って感じでしょう(^^
ウォーターハウスが見立てどおり短距離に行ったとしても、この仔はおそらく芝の中距離向きのハズ。
新装なった淀のターフを母と同じように1着で駆け抜ける日が待ち遠しいです!
レイナドラーダ(ショウナンパンドラの21)
- 2021年産 牝馬 栗毛
- 父レイデオロ、母ショウナンパンドラ(母父ディープインパクト)
- 栗東・高野友和厩舎予定
-
通算成績:0戦0勝(デビュー前)
2022年一次募集で仲間入りした馬の2頭目は母パンドラの女の子です。
インファイターが当たるかどうかわからなかったので、
「せめて1頭は厩舎の馬に確実に出資したい」
という思いで申し込みました。(結果実績枠で当選)
とはいえ。
実は、牝馬にしては値段も高いので最初は見送ろうと思ってたんです。
その気持ちが根底から変わったのは↓この写真を見たときでした。
ショウナンパンドラの21
父レイデオロ めす 2/15生まれ pic.twitter.com/yFNHfTcuRX— 白老ファーム (@shiraoifarm) July 31, 2022
この気品溢れる姿が栗毛好き(ワタクシ)の心を鷲掴みにしました(笑

って感じで。
募集総額の5,500万円は確かに高額ですが、巷には
「牡馬(ウォーターハウス)が牝馬に変わっただけで1億円が5,500万円になるならむしろ割安」
という意見もあります。(って、私の友人の発言ですが)
なんにせよ楽しみな1頭ですよね。
デビューの際は是非、メンコ着用ではなく素顔でお願いします(笑
プロトアステール(ターシャズスターの21)
- 2021年産 牝馬 鹿毛
- 父キンシャサノキセキ、母ターシャズスター(母父Spanish Steps)
- 栗東・寺島良厩舎予定
-
通算成績:0戦0勝(デビュー前)
そして、2022年一次募集の最後の1頭。
高野厩舎じゃないし牝馬だし血統も地味だし…。
意外な馬に思えますが、あえていきました。
上で紹介した2頭はどちらも抽選落ちの可能性があったので、
「1頭確実に出資できる=満口になりそうにない馬を」
というのが理由としては大きいのですが(結果こちらも実績枠で当選)、
それら人気薄な馬の中でも彼女を選んだ一番の理由は、寺島良厩舎という点です。
寺島先生は高野先生同様、調教助手時代に松国厩舎に勤務されていた方で、
松国先生の引退の際には↓高野先生と並んで記念撮影にも収まっていました(^^(左から3人目)
阪神10R終了後の写真📸 #松田国英 調教師
▽引退のコメントはコチラから▽https://t.co/EaA5xZSZUg pic.twitter.com/NOzvJF3EqX— 競馬ブックネットSHOP (@keibabookshop) February 28, 2021
厩舎開業後も着実に実績を積んでいて、最近では今村聖奈騎手の師匠としてもお馴染みの方。
そんな「寺島厩舎の世界」を出資馬を通じて垣間見たい気持ちになりました(^^
過去の出資馬(引退)
ここからは既に引退した過去の出資馬を紹介していきます。
ブルヴェルソン(キューティゴールドの15)

- 2015年産 牡馬 栗毛
- 父ダイワメジャー、母キューティゴールド(母父フレンチデピュティ)
- 栗東・高野友和厩舎所属
-
通算成績:11戦2勝[2,0,0,9]
初めての出資馬。すべては彼から始まりました。
「高野厩舎の所属馬に出資したい」という理由で始めた一口馬主の1頭目に厩舎なじみの血統馬に出資できた(=彼に残口があった)ことは幸運でした。
順調に初勝利も経験させてもらえましたし。
惜しむらくは2歳秋、初勝利を挙げた直後の骨折さえなければ。
もっと言うと、怖がりだという性格が違っていれば。
血統や馬力からするともっとやれたのになぁ、という後悔(なんだろうかこれは)も残っている馬です。
クレッセントムーン(スカイクレイバーの16)

- 2016年産 牡馬 栗毛
- 父ヘニーヒューズ、母スカイクレイバー(母父サンデーサイレンス)
- 栗東・高野友和厩舎所属
-
通算成績:15戦3勝[3,1,3,8]
一口通算2頭目の出資馬も高野厩舎の栗毛の男馬でした。
ただ、こっちの方がやや毛色が濃い(栃栗毛に近い?)ですね。
彼には一口馬主として初めて口取りを経験させてもらいました。
そのときの記事一口馬主として口取り写真に初参加!【愛馬2頭驚きの同日V】
また、私にとっては現在唯一3勝以上を挙げた馬であり、生涯プラス収支の馬でもあります。
「さぁこれから!」というときに腰をケガして引退してしまったのは残念でしたが…。
500kg以上ありながらも全体的に線が細くて、
パンとすればどれだけ走れたんだろう、と思わせてくれる馬でした。
プテリュクス(ゴールドティアラの16)
- 2016年産 牝馬 栗毛
- 父スマートファルコン、母ゴールドティアラ(母父Seeking the Gold)
- 美浦・大竹正博厩舎所属
-
通算成績:1戦0勝[0,0,0,1]
このブログでは一切話題にしてませんでしたが、
クレッセントムーンと同世代でもう1頭じみぃーに出資していました(^^;
「クレッセントムーン以外にもなにか出資しようかな」
と思っていたところで大好きだったゴールドティアラっ仔の残口を発見→飛びついた次第です。
ただ、この仔もなかなか順調に行かなくて、
ようやくデビューしたと思ったらその1戦限りで残念ながら引退に。
というか、この仔に関しては「よくデビューまで辿り着いた」という表現が正しかったのかもしれません。
ちなみにここまでの出資馬はみんな栗毛ですが、その流れは次の彼で止まることに。
ハーツクリスタル(ペンカナプリンセスの17)

- 2017年産 牡馬 鹿毛
- 父ハーツクライ、母ペンカナプリンセス(母父Pivotal)
- 栗東・高野友和厩舎所属
-
通算成績:2戦0勝[0,1,0,1]
我が出資馬初の栗毛以外の馬。
そして、初めてのハーツクライ産駒の出資馬です。
デビュー戦はマイルCS当日の京都芝2000m。(あのダイワスカーレットと同じ!)
鞍上はライアン・ムーアで、単勝は1.9倍の1番人気。
これでもか!!っていうぐらいに初めての経験ばかりでメチャクチャ期待しましたが、
ここで2着に負けてしまったことがその後の運命を分けた気がします。
(ちなみにそのレースの勝ち馬は現在オープンで活躍中のディアマンミノル)
2戦目で6着に負けた直後に膝の骨折が判明。
その後、復帰を目指す過程で別の箇所にも故障が見つかり、残念ながらそのまま引退となってしまいました。
1歳の募集時点で膝の骨片を手術していたような馬だったので、
元々脚元が弱かった、といえばそうなのかもしれませんが…。
晩成タイプの血統だけに、脚元さえ無事なら長く活躍してくれたのかも、と思うととっても残念!
一口馬主ってなかなかうまくいかないんだなぁ、ということを改めて実感させてくれた馬でした。
1頭でも多くの馬の悔いなき活躍を願って!
以上、この記事では私の現在&過去の一口出資馬をコメント付きで紹介してみました。

1頭でも多くの現役出資馬たちが悔いの残らない活躍ができますように!
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